RED WING(レッドウィング)
アイリッシュセッター・チャッカ STYLE NO.9852
¥
40,700
Addition Point 370pt
アイリッシュセッター・ファミリーに新たに加わった、チャッカブーツ。くるぶし丈で脱ぎ履きのしやすいこのブーツ、実はアイリッシュセッターの70年近い歴史の初期に一時期のみ存在した、幻の靴の再現とも言えます。ブーツ用のゆとりあるラスト(木型)で作られ、アイリッシュセッターらしい顔つきをしたチャッカです。
レッド・ウィング社は1952年、白く底が平らでクッション性に富むトラクショントレッド・ソールをワーク・ハンティングを用途とする男性用のブーツに初めて導入しました。モカシンタイプのつま先(モックトゥ)の8インチ丈のブーツ#877です。当初ハンティング向けに開発され、レザーの色が猟犬アイリッシュセッターの毛並みを想わせたため「アイリッシュセッター」と名付けられました。このブーツはハンターのみならず、ワーカーからも大きな支持を得ました。衝撃吸収にすぐれた厚い靴底と平らな底面のため、どのような場所でも歩きやすく長時間履いても疲れにくいことが、工事現場などで働くワーカー達に大いに評価されたのです。
こうして販売面でも大成功を収めたアイリッシュセッター#877。その発売後間もなく、バリエーションの開発が始まり、今日でもレッド・ウィングを代表する6インチブーツ#875やオックスフォード(短靴)などが次々に世に出されました。そうした中、1954年に発売されたアイリッシュセッター・チャッカ#850がありました。
くるぶし丈で3アイレットのチャッカブーツは、軽量で脱ぎ履きもしやすく、現代の我々のライフスタイルにはぴったりの靴です。しかし、当時レッド・ウィングの主要顧客であったワーカーやハンターが求めていたのは、建材のころがる作業現場や鳥を撃つために分け入る沼地で安心して歩ける、しっかりと足を守ってくれる丈の高いブーツでした。アイリッシュセッター・チャッカはこうした顧客には向いていなかったのか、4年間製造された後、1958年には終売となってしまいました。
そんな「幻の」アイリッシュセッター・チャッカの再現でもある、この#9852のレザーは、ブラック・クロンダイクです。ブラウンの芯地の上にブラックの塗装を施した、1990年代まで存在していた伝統的なブラックレザーのつくりを再現した「茶芯」のレザーです。履いていくうちにキズや摩擦の多い部分から黒い塗膜の下の茶色の芯地が見え、独特の経年変化が楽しめます。
70年近い歴史に磨かれた機能性、耐久性を持ちながら気軽に履ける、アイリッシュセッター・チャッカ。カジュアル、スポーティーなスタイルにぴったりのブーツです。
レザー : ブラック「クロンダイク」
ソール : トラクショントレッド
製法 : オールアラウンド・グッドイヤーウェルト
ラスト(木型) : 8番
Made in USA
■商品について
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